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プロボウラー


緊迫感につつまれるなか、驚くべき集中力でピンをねらい倒していくプロボウラーたち。彼らの仕事はトーナメントに出場して勝つだけではありません。ほとんどのプロボウラーは各地のボーリング場などで、一般人を対象にしたレッスンをおこなうことによって生計を立てています。トーナメントのみで生活している人もなかにはいますが、そのような人はごくひと握りであるといえます。

プロボウラーになるためには、(社)日本プロボウリング協会がおこなうプロテストに合格する必要があります。受験資格は、前年度に30ゲーム以上の平均が男性(女性)で190(180)以上であると認められる16歳以上であること。テストは1次〜3次まであります。1次テストは60ゲームを4日間で15ゲームずつおこない、平均が195(185)以上で合格になります。ただし最初の2日間の平均が185(175)未満のプレーヤーは失格となります。2次テストも同様に4日間で60ゲームをおこないますが、2次テストでは1次テストのような最低スコアのノルマはありません。最後の3次テストでは筆記試験と面接、身体検査、講習(別途費用が必要)を受けることになります。参加料は10万円と高額で、合格率は15(30)%とかなりの難関。そのため、ボウリング場につとめながら経験を積んで受験するのが一般的なようです。

プロボウラーのテストに合格すると、多くの人は各地のボウリング場に勤務したり契約したりすることで、一般人を相手にレッスンをすることになります。そしてより高い技術を習得しながらトーナメントプロを目指します。トーナメントの賞金はそれほど高いものではなく、最高で500万円程度。一般的には150万円〜250万円が多いようです。これはプロボウラーという職業の目的そのものが、自分が勝ちあがることよりもボウリングファンを増やすことに重きをおかれているからです。

ボウリングは今でも少しずつ競技人口が増えているといわれています。プロテストの合格率が低いことを考えても、プロボウラーの需要はまだまだあると考えられます。また、年齢に関係なく誰でもできる競技なので、生涯をとおして楽しみながらできる職業であるといえるのではないでしょうか。

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